技術情報
製品開発
Cube-D 24ブロック標準セットをAmazonにて発売中!
進捗状況
2014/06 |
デジタル回路学習キットの基本特許出願
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2015/01 |
特許査定(第5678266号)
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2015/02 |
1次試作機開発
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2015/05 |
「デジタル回路学習キットCube-D製造・販売事業」は『事業可能性あり』と評価されました。
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2015/11 |
新価値創造展(@東京ビッグサイト)に出展
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2016/05 |
ESEC(@東京ビッツサイト)に出展
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2016/05 |
MAKUAKEにてクラウドファンディングのプロジェクトを開始
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2016/10 |
商標登録査定
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2016/11 |
量産開始
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2017/01 |
Cube-D概要
Cube-Dとは
Cube-D®(キューブディー)は、ベースボードと複数のブロックからなるデジタル回路学習キットです。単機能のブロックをボード上に組み合わせて装着することで時限タイマーや高温警報器、モータ回転制御、シンセサイザなど多彩なデジタルシステムを簡単に作ることができます。
その特徴をまとめます。
- はんだ付け不要、PCとの接続も不要
- ブロック装着だけで多数のデジタル回路を実現
- ベースボードには4桁数値表示器、スピーカ、スイッチx3を搭載
- 単3電池2本で動作
- 同期クロック周波数可変(1Hz~50kHz)
- ブロックは接続/センサ/モータ/8LED/マルチ の5種類。マルチブロックは19種類の機能から1つを選択
- 複数ボードによる拡張可能
ベース基盤(A5サイズ、220mm x 114mm)
動作原理
ブロック裏面には最大で7つのバネが実装されています。中央が電源用、対角がグランド用、中央と対角の間にクロック用、それ以外の4つは隣接ブロック接続用です。ベースボードにブロックが装着されると、このバネがベースボードの金メッキパッドに接触して導通し、電気信号がやり取りされます。隣接ブロックとは1本で接続されますが、ブロック間はシリアル通信を行うことで8bitの整数情報がやり取りできます。また、ベースボードのパッドはブロック中央に対して各電極が対称に配置していあることで0°/90°/180°/270°のどの回転方向でも装着することができます(特許第5678226号)。
ブロック着脱方法
ベースボード表面のブロック取外し時には、ブロックを反時計回りに20°回転してベースボードに対して垂直に引き上げます。装着時にはその逆でブロックの2つの固定脚をベースボードの穴に差し込みブロックを時計回りに20°回転します。ベースボード裏面にもブロックが装着できますがその場合にはブロックの回転方向が逆になります。
ブロックの種類
仕様
ベースボード
外形 |
160mm x 144mm x 40mm
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ブロック搭載数 |
24x2面=48個
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重量 |
180g(乾電池x2込み)
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電源電圧 |
2.2V~3.6V
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電極パッド |
金メッキ
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搭載H/W |
2桁表示器x2、スピーカ、プッシュSWx3
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搭載マイコン |
LPC812(ARM Coretex M0+)
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CLK周波数 |
1Hz~50kHz
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ブロック
外形 |
23mm x 23mm x 22mm
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重量 |
4g/個
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駆動方法 |
ベースボードより電源供給
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接点ばね処理 |
ニッケルメッキ
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搭載マイコン |
LPC811(接続/モータブロックを除く)
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ブロック間通信 |
UART (Start=1bit Stop=1bit ペイロード8bit レート=750kbps)
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